2012年10月24日放送のNHKためしてがってん「驚きの新・視力回復法」で紹介されていた実用視力&ドライアイを回復し、ムチンの分泌を促す目薬(ジクアホソルナトリウム&レバミピド)についてです。
実用視力とは?
普通の視力検査は自分が出せる最高の視力を瞬間的に捉えた結果。一方実用視力では、連続的に視力を測定して、その変化を調べる。
実用視力が大きく変動する人は視力が劇的に回復する可能性がある。
番組では南青山アイクリニックで今年実用化されたばかりの実用視力測定器を紹介。実用視力の測定方法は、2秒おきに30個現れる視力検査のマークの切れ目を回答するというもの。
最新装置で測定すると、健康な目をもっている視力が1.0の人は視力はほとんど変動しない。しかし、普通の視力検査で1.0でも実用視力が低い人は、40秒後には0.2まで視力が下がり、実用視力は0.4に。
劇的に視力が回復すると診断された近視の44歳の女性は0.6から1.2に。乱視22歳の男性は0.6から1.2。老眼の65歳の女性は0.5から1.2に回復した。
実用視力低下の原因は涙に問題が
健康的な目の人の表面を特殊なカメラで見てみると、瞬きをすると涙が均一に滑らかに全体に広がる。しかし実用視力が低下している人は、涙の表面にスジっぽいものができ涙がでこぼこしている。本来涙は瞬きをすると均一に滑らかに目の表面全体に広がっていくもの。こうなると光が真っ直ぐに入っていくのでものがくっきり綺麗に見える。
しかし実用視力が落ちている人は、瞬きをすると涙がデコボコしてしまう。目の表面の所々に、水を保持できない箇所ができてしまう。そうすると目に入る光が散乱してしまい、くっきりと物が見えなくなる。
この涙のボコボコはドライアイが原因で起こっている。ドライアイは目の不快感だけではなく、実用視力も低下させることが最近の研究でわかってきている。
ドライアイの症状
目が疲れやすい
目がゴロゴロするなど目の不快感
なんとなく見にくい
特に夕方見にくい
ムチンの分泌を促す目薬 ジクアホソルナトリウム&レバミピド
ドライアイを治すにはムチンの分泌を促すことが大事。ムチンとは唾液・オクラなどに含まれるタンパク質の一種で、涙の構成成分。
- ジクアホソルナトリウム ムチンを増やす世界で初めての目薬
- レバミピド 今年開発されたムチンを増やす目薬
この目薬を使えば、ドライアイの人の7〜8割が改善するそうです。
眼科医の処方薬なので市販はされていない。保険適用になっているので、患者の負担はレバミピドは1000円弱。ジクアホソルナトリウムは500〜600円程度。ムチンを分泌しやすい目に改善するので、改善すれば目薬は不要になる。
実際にムチンの分泌を促す目薬を5日間つけた女性の人は、いままでテレビを見るときはメガネを欠かせながったが、メガネが無くても見れるようになった。
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