2015年1月29日(木曜日)放送の日本テレビ・あのニュースで得する人損する人「放置で脳梗塞!?危ない新頭痛を後藤羽鳥坂上が検査」では東京女子医科大学脳神経外科の清水俊彦先生が、緊張型頭痛と偏頭痛の見分け方などを紹介していました。
自分でもできる緊張型頭痛と片頭痛の簡単な見分け方
頭が痛くなってきた時に下を向いて頭を振って、痛みがガンと強くなる感じがあったらほぼ間違いなく片頭痛と考えいていい。
頭を振って痛みが変わらなければ緊張型頭痛。
逆効果になる片頭痛の危ない対処法
お風呂に入って温める
片頭痛の最中は脳の血管が広がっている。温めることによって余計血管が広がって片頭痛が悪化する。
マッサージをして血行を良くする
変頭痛の最中は血行を良くするとかえって脳の血管が広がる。
この2つの対処法は緊張型頭痛の人にとっては効果的。緊張型頭痛は筋肉の血行が悪いので、血行を良くしてあげればいい。
片頭痛の正しい対処法・治し方
- 痛む部分を冷やす。
- 静かなくらい部屋で横になる。
緊張型頭痛と片頭痛の違い
頭痛には様々な種類がある。その中でも多くの人が悩んでいるのが緊張型頭痛と片頭痛。
緊張型頭痛とは?
緊張型頭痛は一般的に頭の全体が金属の輪で締め付けられたように痛む。
緊張型頭痛の原因は長時間同じ姿勢を続けたり、心や体にストレスを受けた時に、頭や首の周りの筋肉が収縮すること。
その中を通る血管が圧迫されて血液の流れが悪くなると老廃物が放出され周りの神経を刺激するので痛みが起こる。
片頭痛とは?
片頭痛はこめかみあたりがズキズキと激しく痛む。
変頭痛は頭の血管が急激に拡張し、その血管の周りを取り巻く三叉神経を刺激し脳に痛みが伝わる。
片頭痛で脳梗塞になるリスクは約7倍?
脳梗塞とは脳の血管が何らかの原因で狭くなったり詰まることで脳細胞が壊死してしまう病気のこと。
最悪の場合は命を落とすこともある危険な病。
片頭痛が日常化しいて激しくなり、そして放置している人は通常に比べて脳梗塞に陥る確率が約7倍くらい高くなるというデータが出ている。
なぜ変頭痛が脳梗塞のリスクを高めるのか?
片頭痛の時には脳の血管が異常な拡張と収縮を繰り返す。これを何回も繰り返すことによって血管の中に小さな傷ができる。するとその傷を修復しようと血小板が集まりかさぶたを作って傷を塞ぐ。
こうして血管が硬くなり劣化していくことで脳梗塞を起こすリスクが高まる。
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