2015年2月19日(木曜日)放送の日本テレビ・あのニュースで得する人損する人「とにかくお手軽!最新花粉症対策&予防法」では、ドライノーズの原因や症状、対策法などが紹介されていました。
花粉症の原因はドライノーズ?
急増する花粉症患者。実際花粉症に悩む人はわずか10年でおよそ1.5倍に増加。(出典:日本アレルギー協会2014年版 鼻アレルギー診察ガイドライン)
そんな中、都内の小学校を取材したところ花粉症に悩む児童クラスの半分以上。
実際データを年齢別に詳しく見てみると、大人の増加率をはるかに上回るペースで子どもたちの花粉症患者が増えている。(東京都福祉保健局 花粉症患者実態調査より)
なぜ子供の花粉症患者が増えているのか?
日本医科大学千葉北総病院の三輪正人教授によるとドライノーズが原因で子供の花粉症が増えていると考えられるそうです。
ドライノーズとは?
ドライノーズとは通常湿っている鼻の中が乾燥してカサカサになる症状。
正常な人とドライノーズの人の鼻の中の入り口からおよそ2cmの部分を撮った写真を比べてみると、ドライノーズの人は腫れていることがわかる。
一見乾燥しているようには見えないが、これは乾燥しすぎて慢性的に出血が続いている状態。
ドライノーズの人は花粉症になるリスクが高い
このような状態になると鼻の粘膜の機能が低下。花粉などの外から入ってきた異物を排除できなくなる。
つまり花粉が多く飛ぶ季節にドライノーズの状態だと、より多くの花粉を体内に取り込んでしまうことになる。
ということは昨年の2倍の花粉が舞うと言われる今年、ドライノーズの人は花粉症になるリスクが可能性が高くなる。
詳しい数字は分からないが、この時期は2人に1人はドライノーズだと言われている。実際に出演者がドライノーズの検査をしたところ4人中2人がドライノーズの疑いがあると診断された。
ドライノーズの原因
生活環境の空気乾燥がドライノーズの原因の一つ。
都内の小学校の空調設備の普及率。7年前は45.7%だったが、平成26年の普及率は99.9%以上。
さらに全国でも空調設備の普及率はこの10年でおよそ5倍。これがドライノーズ急増の理由だと三輪先生は言う。
大人の場合は昔から空調設備が進んでいる環境で働いていた。しかし学校の空調設備が進んだことで、子供の生活環境の乾燥化が進んだ。
子供は鼻の乾燥の影響を非常に受けやすい。すなわちドライノーズの子供が増えてきた。その影響もあって子供の花粉症が増えてきた可能性がある。
自宅で簡単にできるドライノーズチェック法と対策法
ドライノーズの3つの見分け方
- 鼻がムズムズして鼻をかんでも何も出ない。
- 鼻をかんだ時に鼻水に鼻血が混じっている。
- 鼻をかんだら鼻くそがたくさん出る。
この3つの症状が出たらドライノーズの可能性がある。
ドライノーズ対策法
小さじ1杯の塩を500ccの水に溶かし、霧吹きで花を中心に顔に吹き付ける。
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