2012年12月6日放送のTBSはなまるマーケットでは、スピード料理の女王、料理研究家の市瀬悦子さんがフライパンひとつで簡単に作れるスピーディグラタンのレシピを紹介していました。
市瀬さんの書籍は10万部を越えるものばかり。ご飯に簡単おかずをのせるだけのレシピ本「おとなのねこまんま」や、「注ぐだけスープ74 市販品を簡単に手作りする「おうちで手作り123」などクイックレシピのヒットメーカー。市瀬さんの手にかかればグラタンも超クイック。雑誌のグラタン特集でも手早く美味しいレシピが話題。
えびとブロッコリーのマカロニグラタンレシピ
材料(分量2〜3人分)
- マカロニ 100g(早ゆでタイプ)
- えび 111尾
- ブロッコリー 1/2カブ
- タマネギ 1/2個
- 薄力粉 大さじ2
- 牛乳 300cc
- コンソメスープ 200cc
- 塩コショウ 各少々
- パン粉 大さじ2
- ピザ用チーズ 適量
作り方
(1)フライパンに油を引かずに、おアン子がこんがりきつね色になるまで中火で火を通して取り出しておく。
(2)フライパンにオリーブ油をひき、中火で十分に暖めたら7ミリ幅にスライスしたタマネギを入れしんなりするまで炒める。
(3)弱火にして小麦粉を使えてダマにならないように混ぜながらよく炒める。粉っぽさが
無くなるまでしっかり炒めるのがポイント。
(4)コンソメスープ・塩・こしょう・むいたえび・生のブロッコリー・マカロニ・牛乳を入れ、時々混ぜながら弱火で6分ほど煮込む
(5)ゆるくとろみがついてきたらチーズを全体にかけ、フタをして3分ほど蒸し焼きにする。
(6)蓋を開けて最後にパン粉をふりかければ出来上がり。
ポイント
本格的に仕上げたい時はマカロニや具材に火が通ったら耐熱皿にとりわけ、チーズ・パン粉ををかけてトースターで5分程加熱すればOK。
具材にしっかりと小麦粉が絡まると痕で牛乳を入れても小麦粉同士がくっついてダマになることはない。
マカロニは早ゆでタイプのものを使う。下茹での手間が省け普通のマカロニに比べ水分も吸いにくいのでおすすめ。
通常のグラタンづくりは具材を炒めるのにまずフライパンを使って、マカロニを茹でるのに鍋を使い、そして何よりホワイトソース作りにもう一つ鍋が必要。洗い物が増えて大変だが今回は10分で簡単に作れる。
長芋ソースのポテトグラタン
材料(2〜3人分)
- じゃがいも 3個
- ぶなしめじ 1パック
- コーン缶 1/2個
- ミニトマト 8個
- ピザ用チーズ・パセリ 各適量
- 長芋ソース
- 長芋(すりおろし) 200g
- 卵 1個
作り方
(1)フライパンでオリーブ油を中火で熱し、7ミリ程の厚さに切ったじゃがいもを炒める。
(2)ジャガイモに透明感が出てきたらぶなしめじを入れ、全体に油をしっかりなじませたら、コーン・縦半分に切ったミニトマトを並べていく。
長芋・卵・塩・こしょうを混ぜ合わせて全体にかけまわし、チーズをのせてフタをして6分ほど蒸す。
(3)仕上げにパセリをふりかければ出来上がり。
ポイント
長芋に卵を加えることでコクが出てふんわりと仕上がる。
長芋ソースは豆腐ソースでも代用可能。このソースを使うとカロリーが75kcalダウンする。
またこのソースと長芋ソースはドリアにも活用できる。ご飯にケチャップを混ぜてケチャップライスを作り、そのご耐熱皿に敷き、その上に長芋ソースのポテトグラタンをのせてトースターで焼くだけ。
豆腐ソースの作り方
絹ごし豆腐(1丁)とマヨネーズ(大さじ1と1/2)、塩・こしょう(各少々)を混ぜるだけ。
グラタンの最新事情
寒い冬の身も心も温めてくれる熱々のグラタン。実は健康面でも嬉しい料理。管理栄養士の浅野まみおkさんによると、グラタンは1プレートで野菜・肉、チーズや牛乳などの乳製品をはじめさまざまな食材がのバランスが良く入っている。
タンパク質をはじめビタミン・ミネラル・食物繊維など非常に栄養豊富なメニュー。
街のスーパーを覗いてみるとグラタン専用商品がズラリ勢ぞろい。グラタン好きの奥様を応援中。マカロニと粉末ソースがセットになっているものや、ひとつの鍋でできるスパゲティで作るグラタンなどバリエーションも豊富。
以前はホワイトソースを使う方が多かったが、グラタン用のソースはホワイトソースに比べて味がしっかりついているので短時間でグラタンが作れる。
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