転倒を防ぐながら力アップ体操のやり方・方法【NHKためしてガッテン】(暗証足踏み&ボディタッチ運動&イナバウアー体操) 

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2012年12月5日放送のNHKためしてガッテン「40代からすでに危険!転倒死をホントに防ぐ」では京都大学大学院医学研究科の行武大毅さんが転倒を防ぐながら力アップ体操を紹介していました。

転倒死は交通事故死よりも多い!

突然私達を襲う交通事故。実は今交通事故よりも多くの人を死に追いやっているのが転倒事故。転んで死んでしまう人(転倒・転落事故)はは年間7686人もいる。(交通事故は6741人)

転倒事故死は高齢者だけではなく40代から急増している。

転倒を防ぐ「ながら力」アップ体操のやり方

暗唱足踏み運動

(1)椅子に座り、まず5秒間できるだけ速く、小刻みに足踏みをする。(5秒間で20回くらいが目安)

(2)次にお題を考え、足踏みをしながら5秒間、そのお題に合った言葉をできるだけたくさん声に出して挙げる。(例:野菜の名前、都道府県名、動物の名前、魚の名前など) ※足踏みのスピードが遅くならないように注意する。

(3)1日に、5秒間×5~10回、毎日続けることがおすすめ。

グループでお題を出し合うと効果が高まり、3~6か月続けると転倒予防に効果があるとされている。

ボディータッチ運動

(1)まず体の部位に番号をふります。(例:右肩が1、左肩が2、右腹が3、左腹が4、頭が5、へそが6) ※難しい場合には数を減らす

(2)グループの一人がまず足踏みのペースに合わせて番号を二つ言う。他の人はその言われた番号が指している場所を続けてタッチする。

(3)1日に、1分程度×3~5回行うのが目安。3~6か月続けると転倒防止に効果があるとされている。

このながら力あっぷ体操は京都大学の研究から生み出されたもの。京都大学大学院医学研究科助教授の山田実さんは、元気な方でも非常にたくさん転んでいるということで、筋力以外にもなにか転ぶ理由が有るのではないかと思ったそうです。

このながら力アップ体操を半年間行ったら転倒率(65歳以上)が1/5に減ったという結果が出た。(京都大学院山田助教授調べ)

患者さんは「毎週こけていたが6ヶ月終わった後に全然こけなくなり自信を持って歩けるようになった」などとコメントしていました。

ガッテン流イナバウアー体操のやり方


(1)背もたれのあるイスに座るか、丸めた布団に寄りかかる。

(2)この状態で息を吸いながら、大きく背中を反らす。

(3)そして息を吐きながら姿勢を戻します。

(4)上半身の動きに合わせてつま先を上げたり下げたりするとさらに足がポカポカになる。冷えを感じたら10回ほど行う。

全身の血流を促し冷えを解消してくれるそうです。

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