2015年1月29日(木曜日)放送の日本テレビ・あのニュースで得する人損する人では、よこはま上田メディカルクリニックの土田隆院長が肩こりと一緒に出る症状でわかる大病の前兆の疑いについて解説していました。
肩こりとは?
肩こりとは肩周辺の筋肉に二酸化炭素がたまり、披露した筋肉が硬くなって血液の流れが悪くなった状態。
不自然な姿勢で長く作業を続けたり、精神的なストレスで引き起こされるというもの。
肩こりの度合いの簡単チェック法
- 1
- 真正面をむいて肩の力を楽にする。
- 2
- 両手を上げてこぶしを作り、こぶしと肘を合わせる。
- 3
- そのまま肘を上にあげる。どれくらい上がるかをチェックする。
あごの高さくらいまでしか上がらないという人は重度の肩こりと考えて良い。
肩こりがない人は最高で鼻くらいまでいく。
肩こり+片腕のしびれは肺がんの前兆
肩こり一緒に片方の腕のしびれが出ていると肺がんの可能性があるかもしれない。
がんが肺の一番上にできた場合は、その近くの方にも痛みが生じるようになる。さらに肺の頂点付近には腕へと向かう神経も走っているため、この神経がガンに侵されることで腕にしびれが起こる。
ちなみにこの症状はがんが出来た肺の方にしか起こらない。
片側の肩に強い痛みと腕のしびれを感じた時に肺がんと診断されればまだ初期の段階なので、治療をすれば完治する可能性がある。
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大病の前兆の疑いがある危険な肩こり
危ない肩こりとは一部だけがこるケース。特に右肩だけ、左肩だけ、首の後だけこるケースは危険な病気の前兆になっているかもしれない。
右肩だけこる場合は胆石の前兆の疑い
右肩だけがこる場合は、胆のうにできる結石「胆石」の前兆の疑いがある。
胆石の痛みを伝える神経と、右肩周辺の筋肉の痛みを伝える神経の通り道は同じ。つまり、右肩の痛みは胆石の痛みかもしれない。
左肩だけがこる場合はすい炎&心筋梗塞の前兆の疑い
すい炎とはすい臓が自己消化して炎症を起こす病。すい臓はとても危険な臓器ですべてのものを消化する強い消化酵素を出す。万が一膵臓から消化酵素が漏れれば自分の内臓を溶かすことになる。
すい炎の痛みはすい臓から脊髄を通って脳に向かっている。同様に左肩の皮膚の神経も同じ場所から脳に戻っていく。
その結果どちらが痛いか脳が判別できないことがある。
心筋梗塞は冠動脈が詰まって心筋に血液がいかなくなる病気。
心筋梗塞で問題になるのは左側の心臓。その結果、左側優位に痛みが出ることがある。それが左肩の肩甲骨の周辺の痛みの神経と同じようになってしまって、心筋梗塞の痛みが左肩に抜けるように痛む場合もある。
首の後だけがこる場合はくも膜下出血の前兆の疑い
くも膜下出血とは脳の外側を覆うくも膜下の下が出血する病。
くも膜下出血は普通の脳出血と違い脳の表面に広がっていき、くも膜を刺激するので痛みが出る。なので頭が痛いのが普通。
しかし後ろ側でくも膜下出血が起きると頭痛はまったくなくて首だけが痛い場合もある。
急にひどい肩こりが出たというくも膜下出血はいくらでもある。
昨日まで何もなかったが今日突然始まってしまった。これが要注意。
慢性的に肩がこるが、風呂に入ったりマッサージに行ったら治るというのはほとんど問題ない。
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