2015年2月18日(水曜日)放送の日本テレビ・トリックハンター「魔法のレシピ!トリックシェフ」では、川越シェフが安い養殖ブリの切り身を最高級の天然ぶりの煮付けの味に変えるトリックを紹介していまいた。
養殖ブリと天然ブリの違い
この季節の天然ぶりは1年で最も脂がのっていて上質なコクと旨味がある。しかも身が締まっているので煮付けにしても煮崩れがせず食感も良い。
一方養殖のブリは脂はのっているものの、天然モノの比べると甘みが少なく煮付けにすると食感が今ひとつ。
そんな養殖ブリを日本酒とこんにゃくで味と食感を高級天然ぶりのように変化させることができる。
養殖ブリを天然ぶりの味に変えるトリック
- 1
- ぶりの切り身を鍋で煮る前に5分間日本酒で浸す。
日本酒にはアルコール分だけではなくアミノ酸などの旨味成分が多く含まれているため、浸けあらいすることで養殖ブリにコクと旨味がプラスされまるで天然物のような味になる。
- 2
- こんにゃくを短冊切りにして煮汁の入った鍋底に1枚ずつ敷き詰める。こんにゃくが重ならないようにするのがポイント。
- 3
- タレが煮立ったらブリをこんにゃくの上に置いてそのまま煮る。
こんにゃくと一緒に煮るとこんにゃくに含まれるカルシウム成分が溶けだして魚に染みこんでいく。すると歯ごたえのある食感になる。
日本酒とこんにゃくだけで養殖ブリが味・食感とも高級天然ぶりのように大変身する。
番組では一切れ1400円の超高級・天然ひみ寒ぶりと、一切れ約200円の養殖ブリをこんにゃくと日本酒で天然ぶりの味に変えたもので作ったぶりの煮付けを出演者の方々が食べ比べ。どちらが高級な天然ぶりなのかを当てるという企画を行った。
その結果6人中3人がこんにゃくと日本酒で天然ブリの味に変えた方が美味しいと解答した。
魚料理が好物だという演歌界の貴公子・山内恵介さんは「「味に差はないと思います。そのくらいどっちも美味しいと思います。」とコメント。
太川陽介さんは「天然ブリの方が食べやすいが、天然ブリの味に変えた方がブリ特有の青魚の臭みがあっったし個性があった。」とコメントしていた。
その他の出演者は「どっちも天然ですね。」「どっちも美味しい」などとコメントしていました。
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