2015年3月10日放送のテレビ朝日・林修の今でしょ講座では、順天堂大学教授の小林弘幸先生が腸に良いお風呂の入り方として、便秘を解消する大腸もみのやり方を紹介していました。
便秘解消に効果が期待できる「大腸もみ」のやり方
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- 右の腰骨の脇と左の肋骨の下当たりをつかむように揉む。気持ち良い程度の強さで3分間揉む。柔らかくいたわるように揉む。
腸は温めると動きが良くなるので、お風呂の中でこの大腸もみをするとより効果が期待できる。
お腹が痛いときは控える。お風呂の中でなくても、起きた時やベッドの中などどんな場所でも効果が期待できる。
フジテレビ・バイキングでは腸もみダイエットのやり方がしょうかいされていました。
大腸もみが便秘に効果的な理由
小腸は身体の中で固定されていないので、大体の場所しか分からない。しかし大腸は身体の4点で固定されている。
大腸の中で特に動きの悪い場所は小腸から大腸に移る入口の部分と、横行結腸の部分。右の腰骨の脇のところと、左の肋骨の下のところ。
小腸から大腸に行く時は、重要な栄養素を吸収するのに時間がかかるので動きが悪くなる。また横行結腸の部分はねじれやすいので動きが悪くなり、便が溜まりやすくなる。
大腸もみをすることで腸の動きが良くなり便秘解消が期待できる。
この大腸もみは小林先生の予約が取れない人気の便秘外来でも実際に指導している。
動画でも腸もみのやり方が解説されている。
お風呂あがりに1杯の水を勢い良く飲む
さらに名医がやっている腸に良いお風呂の入り方としては、お風呂あがりにコップ1杯の水を勢い良く飲むことが良いそうです。
腸に良い理由
水を飲むと胃に重力がかかり大腸を刺激する。これは胃・結腸反射といい、寝ていた腸が動き出す。
お風呂あがりの腸が温められている状態でこの胃・結腸反射が起きるとより腸が動きやすくなり効果的。
水をちょっとずつ飲むと、少しずつ流れ落ちてしまうのであまり効果はない。一気に飲むのがポイント。
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